2026.03.09
就活で苦戦する学生の共通点とは
- 保護者様向け

就活生の保護者の方とお話ししていると、よくいただくご相談があります。 「うちの子は真面目に頑張っているのに、なかなか結果が出ないようで心配です」 「就活は能力や学歴で決まってしまうのでしょうか」 実際の就職活動では、必ずしも真面目で能力の高い学生から順番に内定が出るわけではありません。 むしろ、真面目に努力している学生ほど、うまくいかずに悩んでしまうケースも少なくありません。 これまで多くの学生を見てきて感じるのは、就活で苦戦してしまう学生にはいくつか共通点があるということです。 1.自分の経験をうまく整理できていない 学生時代に頑張ってきたことがあっても、それを自分の強みや価値観として言葉にできないと、企業に伝えることが難しくなります。 2.企業のことを十分に理解できていない 企業研究というと会社の情報を調べることをイメージされる方も多いですが、本来は「その会社がどこに向かっているのか」「どんな人材を求めているのか」を理解することが重要です。 3.志望理由が自分の経験と結びついていない 「なんとなく良さそうな会社」という理由ではなく、「自分の経験や価値観と企業の方向性がどう重なるのか」を整理できると、志望動機にも説得力が生まれます。 就活は、単に企業を受けるだけの活動ではなく、 自分の経験を整理し、企業を理解し、その二つをつなげていくプロセスでもあります。 そのため、結果が出ないときには能力の問題というよりも、 「自分の考えを整理する機会が十分にない」ことが原因になっている場合も少なくありません。 もしお子さまが就活で悩んでいる様子があれば、無理にアドバイスをするというよりも、 「話したくなったら聞くよ」と声をかけていただくことが大きな支えになることもあります。 就活は、学生にとって自分自身と向き合う大きな機会でもあります。 焦らず、一歩ずつ進んでいけるよう、周囲が安心できる環境をつくることも大切だと考えています。
