2026.02.23
今の就活は「学歴」よりも「思考プロセス」が見られています
- 保護者様向け

「どこの大学なのか」「成績はどうか」 もちろん、まったく見られていないわけではありません。 しかし今の就職活動で企業が本当に知りたいのは、 「この学生は、どのように考え、行動する人なのか」という点です。 企業が見ているのは「再現性」 エントリーシートや面接では、 ・どんな経験をしたのか ・どんな成果を出したのか だけでなく、 ・なぜその行動を選んだのか ・課題をどう整理したのか ・うまくいかなかった時にどう修正したのか といった【思考の流れ】が丁寧に見られています。 なぜなら企業は、 「入社後も同じように考え、成果を出せるか」 つまり 再現性 を判断しているからです。 経験の派手さよりも、考え方の構造が問われています。 「すごい経験」がなくても大丈夫なのか 保護者の方からよくいただくのが、 「うちの子は特別な経験がなくて…」というご相談です。 しかし実際には、 ・どんな課題をどう捉えたのか ・どんな工夫をしたのか ・何を学び、次にどう活かしたのか を説明できる学生の方が評価されます。 重要なのは成果の大きさではなく、自分の思考を言語化できているかどうか です。 親世代の就活との違い 親御さん世代の就活は、「どの会社に入るか」という視点がより強かったかもしれません。 しかし現在は、 ・自分はどんな環境で力を発揮できるのか ・どんな価値観を大切にしているのか ・どの企業であればその力が再現できるのか という「自己理解と企業理解の接点」が重視されています。 そのため、単に努力量を増やすだけでは結果につながらないこともあります。 ご家庭でできるサポート 就職活動中の学生は、自分なりに考え、迷い、試行錯誤を重ねています。 その過程で必要なのは、答えを与えられることではなく、自分で考え続けられる環境です。 例えば、結果を細かく確認するよりも、「話したくなったら聞くよ」と余白を残すこと。 アドバイスを急ぐよりも、まずは最後まで話を聞くこと。 就活は、外から正解を与えられるほど単純ではありません。 本人が考え、整理し、納得して選ぶことで初めて力になります。 保護者の役割は、舵を取ることではなく、考え続けられる土台を整えること。 その土台の上で育った思考力こそが、企業が求める「再現性」につながっていきます。 ________________________________ 就職活動は、単なる合否のプロセスではなく、 自分の思考を深め、言語化する機会でもあります。 もし、 「努力しているのに結果が出ない」 「何が評価されているのかわからない」 と感じていらっしゃる場合は、 「経験の派手さや大きさ」ではなく、「思考プロセスの伝え方」に目を向けて一緒に考えてあげてください。
