2026.02.01
3月になっても内定がない=失敗ではありません
- 27卒向け
- 保護者様向け

― 今の就活で「結果が見えにくい理由」をお伝えします ― 「3月なのに、選考が進んでいない、まだ内定が出ていない」 そんな状況を見ると、保護者の方も、そして就活中の学生本人も、 不安を感じてしまうのは自然なことです。 周囲では「インターンや早期選考で、もう決まった」という話が聞こえてきて、 焦りが強くなる時期でもあります。 けれど、結論からお伝えすると、 3月時点で内定がないことは、就活の失敗を意味するものではありません。 就活は「3月に結果が出るもの」ではなくなっています ひと昔前の就活では、3月に選考が始まり、短期間で内定が出る流れが一般的でした。 しかし現在の新卒採用は、大きく変化しています。 • インターン経由での採用が増え、選考時期が分散している • 企業側も採用人数を慎重に調整し、選考が長期化している • 本選考が春以降、あるいは夏まで続く企業も珍しくない そのため、「3月=結果が出る時期」という前提自体が、 今の就活には当てはまりにくくなっています。 ー「周りは決まっているように見える」理由ー この時期によく聞くのが、 「周りはもう内定を持っているのに、 自分(うちの子)だけが遅れている気がする」という声です。 けれど実際には、 • 内定を持っている人の声だけが目立ちやすい • まだ選考中の人は、あえて話さないことが多い • 内定があっても、納得できず悩んでいる学生も多い というのが現実です。 見えている情報が、全体像とは限らないことは、ぜひ知っておいてほしい点です。 大切なのは「数」よりも「整理」 この時期に大切なのは、むやみに応募数を増やすことではありません。 一度立ち止まり、 • 自分はどんな場面で力を発揮してきたのか • どんな環境だと前向きに頑張れるのか • 企業選びの軸が、少しずれていないか こうした点を整理することが、結果的に次の一歩を確かなものにします。 就活が苦しくなる原因の多くは、能力不足ではなく、 「考えが整理されないまま、走り続けてしまうこと」にあります。 ー保護者の方に知っておいてほしいことー 就活は、本人にとっても、見守る保護者の方にとっても、正解が見えにくいものです。 だからこそ、無理に答えを出そうとしなくて大丈夫です。 • 「どうするの?」と急かさないこと • 「まだ決まらないの?」と比較しないこと • 「一度、整理する時間も必要かもしれないね」と伝えること こうした関わり方が、学生が前を向くきっかけになることも少なくありません。 就活は、遅れているのではなく「途中」です 今、内定が出ていなくても、選考が進んでいなくても それは止まっているのではなく、途中にいるだけです。 焦りや不安を感じたときほど、一人で抱え込まず、 考えを言葉にし、整理することが大切になります。 就活は結果だけでなく、 「自分はどんな働き方をしたいのか」を見つけていく過程でもあります。 その過程を、少し立ち止まりながら進むことも、決して間違いではありません。


